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新着情報(日本語)

2013年12月09日

お知らせ

林文月・台湾大学名誉教授が人間文化研究機構の「第3回日本研究功労賞」を受賞

 大学共同利用機関法人人間文化研究機構による「第3回日本研究功労賞」の受賞者が、台湾の林文月・台湾大学名誉教授(中国古典文学研究、日本古典文学翻訳)に決定しました。12月10日、日本学士院(東京)にて、受賞式及び記念講演が開催されます。

 同功労賞は、海外の優れた日本研究者の顕彰を通して日本への理解を深めるとともに、海外での日本研究の興隆と促進に資することを目的としており、日本に関する文学や言語、歴史や民俗・民族、文化や環境などの研究において学術上特に優れた成果をあげた研究者に対して授与されます。

 この度受賞された林文月・台湾大学名誉教授は、日中比較文学の創始者の一人であり、現在も第一人者として活躍を続けています。とりわけ中国の唐代文学が日本の平安文学に与えた影響に関する研究の分野で優れた業績を残しています。また、『源氏物語』や『枕草子』をはじめとする平安女流文学の中国語への翻訳活動は非常に高い評価を得ています。その他にも樋口一葉、川端康成等の近現代日本文学の翻訳も行っています。1969年に京都大学に滞在した経験をつづった『京都一年』をはじめとする散文も広く読者を獲得しています。

「日本研究功労賞」について(人間文化研究機構HP)
http://www.nihu.jp/about/prize/index.html