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2024年11月11日
活動報告(写真)東京
9月30日から長野県佐久市で研修生活を送っていた台湾の現役介護専門人材8名は、10月31日、離日前の成果報告会を行いました。 陳彦君さん、李維欣さん、許雅綸さんのグループは、日台間の人材育成のカリキュラム時間数や昇進制度の違いに着目し、日本の介護施設で使われている「サービスマナーチェック表」の活用を台湾に戻ったあと検討したいと報告し、湯博鈞さん、陳智偉さん、孔秀蘭さんのグループは、入居者を拘束しない日本の介護スタイルを知り、日台間に自立支援という観念の違いに大きな気づきがあったと報告しました。 また、林淑恵さん、朱庭萱さんのグループは、日本における認知症に対する市民の認知度向上活動、認知症の簡易検査方法、介護従事者の教育カリキュラムを参考にした活動を台湾で展開しようと計画している旨報告しました。報告会に出席した学校法人佐久学園盛岡正博理事長、佐久大学の教員の方々からグループごとにそれぞれ講評や助言を頂きました。 その後の修了式では、盛岡理事長より1ヶ月間の研修への慰労と今後の活躍について激励のお言葉をいただき、一人一人に修了証が手渡されました。 一行は合計124.5時間の研修カリキュラムをすべて修了し、翌11月1日に台湾に戻りました。 今後の日本と台湾の介護分野での交流のため、ご活躍されることを期待しています。
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