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活動報告

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2024年11月20日

お知らせ活動報告(写真)代表日台関係東京台北高雄

沈斯淳氏に旭日重光章を伝達

11月13日、当所片山和之代表は、令和6年春の外国人叙勲で旭日重光章を受章された、沈斯淳氏への叙勲伝達式を行いました。これは、沈氏が日本・台湾間の友好親善及び相互理解の促進に寄与されたことに対する多大な功績を称え、授与されたものです。

片山和之代表の祝辞は以下のとおりです。

【片山和之代表の祝辞】
沈斯淳様、御臨席の皆様、この度天皇陛下から、沈斯淳様に対し、旭日重光章を賜りました。心よりお祝い申し上げます。

これは、日本・台湾間の友好親善及び相互理解の促進に対する、沈斯淳様の多大なる御功績を称えるもので、栄誉ある勲章であります。

沈斯淳様は2010年、外交部常務次長に就任され、日本を含むアジア太平洋地域を御担当されました。御担当分野の中でも、特に対日関係に意を用いて、外交部内部、あるいは省庁横断的な各種の調整に御尽力いただいたと聞いております。

2011年3月、日本では東日本大震災が発生し、甚大な被害が発生しました。当時、沈斯淳様は担当常務次長であられました。近隣のパートナーが大災害に見舞われた際、当該被災国への支援のため、外交当局は大変忙しくなります。同じ職業外交官という同業者として、当時、沈斯淳様が御苦労をされたであろうことは容易に想像できます。

震災関連では、2016年4月、今や日台協力の象徴的な舞台となっている熊本で、熊本地震が発生しました。当時、沈斯淳様は駐日代表として日本に常駐されており、震災発生の翌月、熊本の復興を応援する目的で現地を訪問されました。その際、「一日も早い復興を心より祈っている」とのお言葉を頂いたと承知しています。震災によって意気消沈しつていた被災者にとって大きな励みとなりました。沈斯淳様の熊本の被災地に対する関心と思いやりは、今日の熊本における日台協力の下地になったものと思っております。この場を借りて、日本の被災地に対する各種御支援に心からのお礼を申し上げます。

時間の関係で割愛しますが、この他にも、沈斯淳様が対日関係を御担当されていた時期に、日台間の実務関係には多くの進展がありました。沈斯淳様の日台関係に対する多大なる貢献に鑑みて、この度、旭日重光章という栄誉ある章が授与されることとなりました。

近年、日台の国民感情は史上最高の状態にあります。この関係を太く長いものとしていくため、引き続き沈斯淳様のお力添えをいただきたく、お願い申し上げます。

最後になりますが、沈斯淳様並びに皆様の益々の御健勝と御多幸、また、日台関係の更なる発展を祈念して、私からのお祝いの言葉とさせていただきます。本日は、誠におめでとうございます。


 
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