台湾月報

年月日	2015/10/02
分類	両岸関係
記事	頼清徳・台南市長による台湾独立を主張する発言をめぐる波紋。
掲載紙、掲載面	聯4、時4
備考	（１）頼市長は1日、自身の主張は蔡英文・同党主席の「両岸の現状維持」にも民進党の「台湾前途決議文」に従うものであり、矛盾点はないと強調した。 （２）蔡英文・同党主席は、本件について、両岸双方が相互に理解して仲良くするよう求めることが頼市長の本意であろうと説明した。 （３）洪秀柱･国民党総統候補は、民進党総統候補の蔡英文・同党主席に対し、台湾独立に対する立場などをはっきり説明するよう求めた。宋楚瑜・親民党総統候補は、頼市長の発言を批判した上で、民進党に対し、今後台湾独立に向けて進んでいくかとの質疑を投げかけた。 （４）他方、王金平・立法院長は1日、中華民国は台湾社会の最大公約数であるとして、与野党関係者に対し統一・独立問題を棚上げにし、両岸の現状維持という主張を堅持するよう求めた。