本文へスキップします。

【全】言語リンク
【全・日】検索フォーム
検索キーワード
【全・日】ヘッダーリンク
【全】言語リンク-SP
【全・日】検索フォーム-SP
検索キーワード
よく検索される語
【全・日】ヘッダーリンク-SP
ページタイトル

台湾月報

汎用DB:詳細
年月日 2015/05/24
分類 両岸関係
記事 夏立言・大陸委員会主任委員と張志軍・中国国務院台湾事務弁公室主任との「夏張会談」は23日、金門で実施された。
掲載紙、掲載面 聯1,3、時2、自1,2
備考 (1)双方は、中国人観光客の台湾経由での第三地への渡航開放を始め、福建省から金門への引水工事推進、海基・海協両会の次回トップ会談の早期開催、ECFAの後続協議促進、両岸の出先事務所相互設置の事務協議、金門をめぐる議題の六議題について合意を達成した。 (2)中国人観光客の台湾経由での第三地への渡航開放が今年中に実現するよう推進する方針で一致した。 (3)夏主任委員は両岸関係について、近年波乱が続いているが、安全と尊厳を重視する台湾の民意を理解するよう中国に求め、双方の人民の感情を傷つけないように対話を続ける必要性を強調。 (4)張主任は、「92年コンセンサス」が両岸発展の基礎であると再度強調した上で、両岸関係の平和的な発展を促すよう期待したほか、夏主任委員の中国訪問を歓迎する旨表明した。2回目の「夏張会談」は、今年下半期中に中国で実施される可能性があると見られる。 (5)他方、夏主任委員は席上、中国の国家安全法草案で、国家の統一を維持することは台湾同胞の義務であると明記されたことについて、台湾の強い不満を改めて表明したものの、張主任は同草案の内容は中国大陸の一貫した立場であると強調した。また、張主任による中国訪問の要請を受け、都合がよい時間帯に訪問する旨表明。 (6)馬暁光・国台弁報道官は、中国に輸入される台商の貨物が金門埠頭で検査のための行列待ちとなっている問題について、中国側は小三通を中止する意図はなく、かかる点検の手続きをより完全なものとする旨説明。 (7)一方、会談会場の外では張主任の訪問に反対する抗議者が、訪問に賛成するグループに殴打される事件が発生し、けが人と逮捕者が出た。
エディタV2