台湾月報

年月日	2008/08/21
分類	内政
記事	陳水扁前総統のマネー・ローンダリング疑惑関連
掲載紙、掲載面	時1，4～6、連3，4、自4，5，7
備考	(1)消息筋～行政院は、本件を調査するため、王清峰法務部長を長とし、外交部、財政部及び金融監督管理委員会の職員をメンバーとする省庁合同特別チームを設置。 (2)劉兆玄行政院長は同チームに対し、司法と金融の両面から、第二次金融改革のプロセスに官民の癒着や行政手続の瑕疵、主管機関の汚職などがあったかどうかにつき究明するよう指示。 (3)財政部は第二次金融改革の4大施策につき、再調査を行うことを決定。 (4)消息筋～陳水扁前総統の弁護団とブレーンは、法律面での抗弁の方策として、海外送金は呉淑珍前総統夫人が単独で行ったものであり、陳前総統は今年初めまでは全く知らなかったことを強調し、2人の関係を徹底的に断ち切ることをほぼ決定。 (5)邱毅・国民党立法委員は、日本と米国にある「陳水扁友の会」が陳前総統のマネー・ローンダリングに協力していた旨指摘。 (6)許永欽・検事が国内にある陳前総統の疑わしい銀行口座に関する情報を伏せたとの告発が、調査局マネー・ローンダリング対策センター職員により行われたことを受け、法務部は双方の当事者から事情聴取を行う方針。