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台湾月報

汎用DB:詳細
年月日 2006/11/06
分類 内政
記事 総統府が国務機要費(機密費)を不当に使用したとの疑惑をめぐる捜査の終結関連
掲載紙、掲載面 時1~8、連1~10、自1~4
備考 (1)陳総統、自ら記者会見を開き、呉淑珍総統夫人が一審で有罪となれば、辞任する旨表明。 (2)陳総統、右記者会見で、捜査経過や起訴という結果が人々に不安をもたらしたり、国のイメージを損なったりしたことを謝罪するとともに、この結果は台湾司法の勝利とも言えると評価した上、検察関係者に対し感謝の意を表明。一方、自分は不正を一切していないから、憲法52条等が総統に与える保障があるにも関わらず、司法当局の取調べに協力した旨表明。 (3)陳総統、右記者会見で起訴状の内容につき、自分は総統就任後、自主的に給与を半減したり、奉天プロジェクト用秘密費を国庫に返還したりしたことなどを例に挙げ、1480万元余を私的流用するわけがないと公金横領の容疑を否定。 (4)陳総統、国務機要費に関する規定や定義が不明であることを指摘した上、手続に瑕疵があるとしてもそれを汚職と認定するのは極めて不公平である旨表明するとともに、総統には郷長にさえある交際費に当たる特別費がない旨強調。 (5)陳総統、台湾が置かれている国際環境の厳しさに言及した上、国家利益を損なわないためには、検察当局に全ての外交機密を明かすわけにはいかない旨表明。 (6)陳瑞仁検察官、陳総統の外交や国家利益への強い考えを尊重する旨表明するとともに、本件の捜査は政治的な思考からではなく、法律的な思考から行ったものである旨強調。 (7)総統府、行政院、民進党、陳総統を信じ、支持する旨表明する一方、民進党立法委員から、陳総統は一審の判決が下されるまで、休暇をとるべきとの声が上がる。 (8)李登輝前総統、国家指導者はより厳しい基準で自己を律すべきと表明。 (9)国民党、汚職に反対するデモ行進を実施~馬英九主席、民進党に陳総統の早期辞任を促すよう呼びかけ~王金平立法院院長、起訴されたからと言って有罪になるのではない、今後の法律手続で真相が明らかになる旨発言。 (10)審計部、検察当局が非機密費の流れのみ追及していることに対し、同部として、機密費の流れも追及することが必要との姿勢。
エディタV2