台湾月報

年月日	2015/08/22
分類	日本
記事	李登輝・元総統の「祖国論」をめぐる論争
掲載紙、掲載面	聯2，4、時4，15、自4
備考	（１）王燕軍・李登輝弁公室主任は21日、馬政権からの批判に対し、一部の国民党関係者は、選挙を操るため、統一・独立及びエスニック・グループ間の対立を挑発していると指摘。 （２）民進党総統候補の蔡英文・主席は21日、台湾には、歴史について異なる記憶や解釈があり、お互いを受け入れる態度を持つべきだと発言。 （３）中国国務院台湾事務弁公室及び中共中央台湾工作弁公室は、連名で李元総統の発言を批判する文章を発表。 （４）聯合報社説：李元総統が提唱している「台湾意識」は、実は「日本崇拝」しかなく、台湾主体性の存在は見えないと批判。 （５）中国時報社説：戦時中の軍国主義・日本を追想している李元総統の発言は、台湾を売るだけではなく、今の平和を求めている日本も裏切るだろうと指摘。 （６）自由時報記者コラム：国民党は歴史観の対立を煽って選挙戦を繰り広げていると批判。