台湾月報

年月日	2013/01/26
分類	日本
記事	尖閣諸島関連
掲載紙、掲載面	<tab>時6，18，22.連18、自6，21，23
備考	<tab>(1)金溥聡・駐米代表は24日、「全家福」号の行動について、米国側に説明して状況を把握すると発言。また、カート・キャンベル・米国務次官補(東アジア・太平洋事務担当)は来週に金代表と釣魚台（ママ）と東アジア情勢について意見交換する予定。一方、米国政府関係者は、各関係国に冷静な対応をするよう呼びかけ。 <tab>(2)「立法院台日国会議員友好協会」のメンバーである野党立法委員らは25日、日本のシンクタンクを訪問し、日本側からの「全家福」号の行動には背後に中国の計画があるのではという質疑に対し、両岸が決して連携していないと説明した。また、記者会見で、馬英九総統の「外交休兵」政策を批判。 <tab>(3)「全家福」号が日本公船の放水で破損したことを受け、「世界保釣連盟」を始めとする活動家は25日、台北地検で、日本交流協会に対して損害賠償を求める訴えを起こした。 <tab>(4)中国を訪問中の公明党の山口那津男代表は25日、習近平・共産党総書記と会見し、安倍総理の親書を手渡した。また、日中関係の改善のため、習氏に早めに日中首脳会談を開催するよう呼びかけ。 <tab>(5)安倍総理は親書の中で、戦略的互恵関係を推進していきたいと伝えたが、新華社が引用した中国の学者の発言によれば、仮に安倍総理は口先だけであれば、それは無意味であると指摘。 <tab>(6)日本メディアが、習近平・共産党総書記は会見で、問題の「コントロール」に言及したことから見ると、中国は日本に対し尖閣をめぐる争議を承認するだけではなく、両国の共同管理を要求し始めたと報道。 <tab>(7)海洋大学島嶼開発研究センター主任による寄稿：釣魚台（ママ）の教訓を受け、以前台湾は離島の戦略的重要性を見落としていたと指摘し、将来は学術研究協力や資源開発などの手段を通じて離島の建設に力を入れるよう呼びかけ。 <tab>(8)『自由時報』一般の台湾人の投稿：今回の「全家福」号の行動について、全ては馬英九総統の政治的な操作であると批判。