台湾月報

年月日	2012/02/05
分類	内政
記事	総統選挙と立法委員選挙で敗北した民進党内の動き。
掲載紙、掲載面	時4、連4、自6
備考	(1)「感謝の旅」で宜蘭、基隆を訪れた蔡英文・民進党主席は4日、選挙の敗因について全面的に検討するほか、民意と社会の底流にある動きをもっと把握する必要がある旨強調。 (2)カク正亮・元民進党立法委員は、民進党には新しい考えの提起を恐れないでほしいと述べた上で、「92年のコンセンサス」を「統一」だと単純に見なすのであれば、自ら、自分の牢屋を造り、何時までも難局を打開できない旨警告。 (3)民進党支持の新台湾国策シンクタンク董事長から、県・市党部の下での地方党部を復活させ、地方における組織運営を強化すべきとの意見が出された。一方、民間団体の澄社の社長は、「人民とともにある」との民進党結成当時の精神を取り戻し、より真剣に政策と法案を研究すれば、人民は自然に民進党の努力と実績を評価するであろうと、公聴会や委員会審議などで見られた前期の民進党立法委員の不真面目さを批判。