台湾月報

年月日	2012/01/07
分類	内政
記事	次期総統選挙関連
掲載紙、掲載面	時2～6、連1，3，4，6、自1～6
備考	(1)中央選挙委員会主催の三回目（最終回）の総統候補政見発表会が6日夜に実施された～馬英九総統は、2012年がEU債務危機に直面する重要な年であり、もし蔡英文・民進党候補が更に両岸の衝突を造れば、二つの汽車が正面衝突するようなことであり、蔡英文候補支持者を含めて、全台湾人民にとっては耐え難い局面になるであろうと強調した。蔡英文・民進党候補は、政権を握ったら、異なる政党及び社会各界から優秀な人材を招き、大連立政権を結成する旨表明した。 (2)国民党候補の馬英九総統と呉敦義・副総統候補はそれぞれ、呉敦義の故郷である南投県で選挙街宣活動を行った。民進党関係者は、国民党が南投において元々優勢であり、民進党がそれを翻すのは困難だが、親民党の参戦によって、国民党との差が縮まるとの見方を示す。 (3)連日、新北市で支持を呼びかけた蔡英文・民進党候補は6日も大雨の中で新北市を回り、選挙街宣活動を行った。蔡英文候補は新北市で過半数の票の獲得を宣言。 (4)総統夫人は花連、台東を回り、馬英九総統支持を呼びかけ。一方、宋楚瑜・親民党総統候補の夫人は、テレビで流れる選挙広告を撮影。 (5)「92年コンセンサス」の有無をめぐる馬英九総統と蔡英文・民進党候補の応酬が続く。 (6)民進党スポークスマンは、仔豚貯金箱による募金活動で集めた募金額は2億120万元に達したと発表。