台湾月報

年月日	2011/12/20
分類	内政
記事	次期総統選挙関連
掲載紙、掲載面	時6～8、連4，5、自2～4
備考	(1)富邦金融持ち株会社からの政治献金の件をはっきり説明すべきだとの蔡英文・民進党総統候補による呼びかけを受け、馬英九総統は19日、臨時記者会見を開き、同社からの政治献金を受け取ったことがないし、指摘されている同社ハイレベルとの5回の食事会も実は2回のみで、しかも、2回とも銀行の合併が決まった後に行ったものだと説明した上で、蔡英文･民進党総統候補に対し、争点となっているバイオ関連企業の投資事案について、自分と同様に、記者による質問に答え、外部が疑問と思う点を明確に説明することを要求した。これに対し、蔡英文･民進党総統候補は、民進党も自分自身も既に同事案について説明したと強調したうえで、今後もし必要があれば、又、正式に反論する旨表明。 <tab>(2)蔡英文･民進党総統候補は新北市で選挙活動を行った。 <tab>(3)馬英九･呉敦義全国選挙対策本部スポークスマンは、来年1月より、馬英九総統が有権者に面と向かって支持を呼びかけるような、徒歩などの選挙活動を全国的に展開する予定である旨表明。 <tab>(4)親民党は選挙戦の最後の10日間に北部、中部及び南部でそれぞれ、大型選挙集会を実施するとともに、最適な時点を見極め、金門を訪れる予定。 <tab>(5)民進党は、蔡英文･総統候補が26日から投票日までの約3週間に台湾を2度回る選挙スケジュールを計画。