台湾月報

年月日	2011/12/14
分類	内政
記事	蔡英文･民進党総統候補がバイオテックの会社の投資案で暴利を得たとの国民党立法委員による指摘関連
掲載紙、掲載面	時1～3、連1，2、自1～3
備考	(1)立法院で一昨日公開された極秘指定されていた同投資案に関する公文書の日付に誤りがあることが発覚した。 (2)同公文書を立法院に提供した劉憶如･経済建設委員会主任委員兼国家発展基金会召集人は13日、資料提出のため整理したところ、2007年3月の英文資料が見つからなく、日付の載ってない2007年8月のものを同年3月のものだと勘違いした国家発展基金会職員がその資料に2007年3月の日付等を付け加えたと説明した。劉憶如主任委員は日付の間違いに対し、遺憾の意を表明して陳謝したが、蔡英文･民進党主席に謝罪する意思がないと明言。 (3)民進党は、劉憶如･経済建設委員会主任委員の陳謝に誠意がないと批判した上で、本日、劉憶如主任委員を文書偽造などの罪で告訴することを決定した。民進党は又、林益世･国民党立法委員ら3人に対し、今日の正午までに蔡英文主席に謝罪しなければ、告訴を提出する旨表明。 (4)辞任するか否かについて明言を避けた劉憶如･経済建設委員会主任委員は、民進党による告訴を恐れないと強調した上で、自分が同案の資料を整理していた時に疑問に思う幾つかの点を提起。 (5)劉憶如･経済建設委員会主任委員が提起した疑問点に対する何美?・元経済建設委員会主任委員と同社による説明。 (6)呉敦義行政院長は、日付が本件の重点ではなく、問題は、2007年8月に蔡英文氏が資金募集人であるバイオテック会社の投資案が、同年2月に蔡英文・行政院副院長によって裁可されたという点だと強調。