台湾月報

年月日	2011/11/06
分類	内政
記事	次期総統選挙関連
掲載紙、掲載面	時1，2，4、連4、自1～3
備考	(1)消息筋～親民党が傅コンキ・花蓮県知事を通じ、宋楚瑜主席の総統選挙からの撤退条件として親民党に立法委員11席を譲ることを国民党側に提案したが、国民党が困難だと判断し、断った。又、傅コンキ・花蓮県知事が金溥聡氏と親しいメディア関係者に金溥聡氏との会談をアレンジしてほしいと頼んだが、金溥聡氏が自分は国民党を代表出来ないとの理由で会談を断った。関係者は全員、かかる説を否定した。 (2)馬英九・呉敦義コンビの台中市にある選対本部が5日に設置された。選対本部の重要幹部に宋楚瑜・親民党主席と友好関係を持つ地方要人らを起用するなど、宋楚瑜氏を牽制するために、地方派閥の結束をアピールしようとする国民党の思惑が窺える。 (3)宋楚瑜親民党主席が署名活動が行われた45日間に合計46萬3，259人分の署名を集めた。 (4)蔡英文・民進党候補は高雄で実施した選挙集会に参加した数万人の支持者に対し、相手陣営による国家を二分する、人民の団結を壊す言論に惑わされないで、理性かつ寛容な精神を保つよう呼びかけ。 (5)台湾シンクタンクによる支持率調査～39.5%が馬英九・呉敦義コンビを、38.6%が蔡英文・蘇嘉全コンビを、12.8%が宋楚瑜・林瑞雄コンビを支持。