台湾月報

年月日	2011/10/29
分類	内政
記事	次期総統選挙関連
掲載紙、掲載面	時4，6、連2、自2，6，16
備考	(1)両岸による平和の取決めに関する馬英九総統の発言が物議を醸す中、馬総統はテレビによるインタビューで、かかる取決めを調印できる条件が未だ熟してない、中国も武力を行使しないことを約束するのは不可能であり、今後4年間にかかる取決めを推進する機会がないかもしれないが、今後10年間でこの問題をずっと避けて通ることは不可能であり、総統として、次の世代の幸せを考慮し、台湾の末永い平和を構築するための準備を整えなければならない旨表明。 (2)馬総統はテレビインタビューで宋楚瑜・親民党主席の出馬がもたらす影響への懸念を示した。一方、宋楚瑜・親民党主席はテレビ討論番組で、自分が10万票しか取れない、又、自分の出馬が国民党支持者をより結束させると言う国民党関係者がいると述べたうえで、自分に支持が集まらないなら、国民党がこんなに緊張する理由はどこにあるかと反問。 (3)台南市に豪華な農舎があると民進党関係者に指摘された黄正雄氏は28日、馬英九・呉敦義コンビの台南市選対本部主任委員職辞任を発表。 (4)民進党の蔡英文・蘇嘉全コンビは28日、屏東県で、選対本部の設立大会を開催。一方、蔡英文候補は、自伝の新書発表会を実施。 (5)前回総統選挙の馬英九総統の農業白書をまとめた馬英九事務所中部オフィスの副総幹事は、国民党の選挙情勢が農民手当条例改正案によってかなりの打撃を受けたと指摘。 (6)馬英九選挙事務所は28日、呉伯雄氏が総会長を務める宗教後援総会を設置。