台湾月報

年月日	2011/10/17
分類	内政
記事	次期総統選挙関連
掲載紙、掲載面	時1～3、連1，2，4、自1～3
備考	(1)蔡英文・蘇嘉全コンビは昨夜、11日間の台湾縦断の旅の終点である総統府前広場で大型選挙集会を実施。約3万人の支持者が集まる中、蔡英文候補は、馬英九政権の実績が良かったら、こんなに沢山の応援する声を得られなかったはずだと、台湾人の期待に応え、来年は必ず政権を奪回する旨宣言。 (2)馬英九・呉敦義コンビは16日夜、新北市選対本部で決起集会を実施した。馬総統は3年来の実績をアピールし、再選への支持を呼びかけ。 (3)馬英九総統は本日、「黄金10年｣シリーズの最終回の記者会見を開き、「平和両岸」と「友好国際」ビジョンの施政主軸を提出する予定。 (4)宋楚瑜・親民党主席は16日、花蓮で選挙活動を実施。花蓮県知事を始め、県庁各局の首長も同集会に参加した。無所属の傅コンキ・知事は国民党に対し、宋主席による出馬の影響を過小評価しないよう呼びかけ。 (5)国民党陣営は、宋楚瑜・親民党主席が傅コンキ・花蓮県知事からの支持を得たものの、傅コンキ知事への支持が全て、宋楚瑜主席への支持に転化することがなく、国民党は、東部において、国民党優勢の状況が依然として保たれているとの見方を示す。 (6)連合報により支持率調査～国民党候補と民進党候補との一騎打ちの場合、それぞれ、46%と36%の支持を獲得するが、親民党候補を選択肢に入れた場合、43%が馬英九・呉敦義コンビを、32%が蔡英文・蘇嘉全コンビを、11%が宋楚瑜・林瑞雄コンビを支持すると回答。 (7)若者の支持を狙い、親民党は早ければ、今週中にも「オレンジ青年団」を結成する予定。