台湾月報

年月日	2011/08/24
分類	内政
記事	次期総統選挙関連
掲載紙、掲載面	時1～3，5、連1～4、自1～4
備考	(1)蔡英文・民進党候補は10年政綱の両岸篇を発表。蔡英文氏は、両岸関係が台湾の最重要な政策議題で、現状を維持することがそれに対する国内における最大なコンセンサスだとした上で、92コンセンサス自体が存在しないため、それを受け入れるか否かとの問題にはならないと、92コンセンサスの存在を否定する立場を明確に表明。一方、ECFAに関し、既成事実だから、政権を握ったら、民主的なプロセスと国際的な規範に従い処理する旨表明。 (2)見た目だけは良くて何も出来ないペルシア猫はだめだとの宋楚瑜・親民党主席による発言が暗に馬英九総統をペルシア猫に喩えたとの報道に対し、宋主席は23日、かかる発言が特定の誰かを指すつもりが全くないものの、喩えが不適切で誤解を招くようであれば陳謝の意を表明したいとの声明を発表。 (3)宋楚瑜・親民党主席と張栄味・元雲林県知事との接触が注目される中、張栄味元知事の娘の張嘉郡・国民党立法委員は、父親と宋主席とは親しい間柄ではあるが、自分が国民党候補である以上、父親を始めとする親族も当然国民党を応援し、馬英九総統の再選を支持する旨表明。 (4)宋楚瑜・親民党主席の動向が注目される中、宋主席の支持者による出馬要請するための署名運動が近日中に開始される予定。