台湾月報

年月日	2011/07/02
分類	内政
記事	最高検特捜チームによる李登輝元総統を公金着服とマネーロンダリング容疑での起訴関連
掲載紙、掲載面	時2、連1，2，4、自1，2，4
備考	(1)かかる起訴が選挙操作や政治迫害だとの野党陣営による批判を受ける中、馬英九総統は1日に記者会見を開き、司法を尊重するとの一貫してきた立場から、個別の事案への干渉は一度もしなかったとして野党関係者による指摘を否定した上で、中華民国でそのようなことが発生するのは絶対許せない旨強調。 (2)李登輝元総統は台連主催の募金会に出席した際、自分の無実を守るために全力で戦うと強調。又、台湾を守るためには馬英九総統を替えるしかない、そのため、一つの政党だけで力が足りないと台連への支持を呼びかけ。 (3)黄世銘・検事総長は、自分の6月中旬の訪中で中国から指示を受けたため、李登輝元起訴に踏み切ったとの台連主席による指摘を否定。 (4)李登輝元総統と同じ容疑で起訴された劉泰英・元国民党投資管理委員会主任委員は、起訴した時点に関する特別な考量がないと言うのは信じがたいとした上で、特捜チームのやり方に対し、遺憾の意を表明。 (5)本件に対する国民党関係者の反応。