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新着情報(日本語)

2025年06月16日

活動報告(写真)代表日台関係台北

張昌彦氏に旭日双光章を伝達

6月16日、片山代表は、令和7年春の外国人叙勲で旭日双光章を受章された張昌彦氏に対し、勲記及び勲章の伝達を行いました。これは、張先生が、映画を通じた日本文化の普及及び映画分野における日台文化交流の促進に寄与された多大なる御功績を称え、授与されたものです。

片山代表の挨拶は以下のとおりです。

【片山代表の祝辞】

張昌彦先生、御臨席の皆様、

この度、天皇陛下から張昌彦先生に対して、旭日双光章を賜りました。心よりお祝い申し上げます。これは、張先生が、台湾における日本映画の紹介及び日台間の友好親善に寄与された多大なる功績を称えたものです。

張先生は、早稲田大学への留学を機に日本との繋がりを深め、台湾に戻られてからは中国文化大学をはじめとする台湾の大学で映画に関する研究・教育に従事し、学科主任や映画関連団体の董事などを歴任するとともに、映画評論家としても長年にわたり活躍されてきました。

1980年代以降、日台断交に端を発した日本映画への規制が徐々に緩和される流れの中で、日本映画に関する執筆・翻訳・講演活動を通じて、台湾社会に多様な日本映画を紹介してこられました。作品の歴史的背景や美学的特徴を深く掘り下げた分析には独自の視点と深い洞察が光ります。また、日本の映画関係者との対談やイベントへの登壇など、人的交流にも尽力されました。

さらに、台湾映画に関する深い知見をもとに、日本において台湾映画を紹介する活動にも積極的に取り組まれるなど、日台双方の映画を通じた文化交流に多大な貢献をされてきました。まさに現在の活発な日台映画交流の礎を築いた立役者の一人です。

そして、今回の受章は、張先生が、長年にわたり日台間の映画交流に尽力されたことによることはもちろん、ご家族の皆様並びに関係者の皆様の日々の支えと励ましがあってこそ実現したものと存じます。その意味でも、本日御臨席の皆様とともに、張先生の受章をお祝いできることを大変嬉しく思います。

最後に、張先生は6月7日に84歳のお誕生日を迎えられたと伺っており、併せてお祝い申し上げます。張先生の引き続きのご健康を願いますとともに、御臨席の皆様方の益々の御健勝と御多幸、また、日台関係の益々の発展を祈念して、私からのお祝いの言葉といたします。本日は、誠におめでとうございます。