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令和6年4月19日

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金融動向
 中央銀行は3月21日、最新のマネーサプライを発表した。これによると、2月のM1Bの対前年比伸び率(期中平均ベース)及びM2の対前年比伸び率はそれぞれ+4.47%、+5.59%となり、M1B及びM2の伸びの差は1.12%ポイントに縮小した。担当官は、「これは、主に外資純流入の増加、銀行貸出及び投資年増加率の上昇によるものである」と説明した。
 2月の株価指数は1,077ポイントの大幅上昇(上昇幅6.02%)となり、月平均の株価指数は18,612ポイントと過去最高となったことから、株式市場への投資残高は3,513億台湾元と2022年1月以降の最高額となったほか、個人投資家の資金動向を表す2月の証券振替決済預金残高も前月比1,317億台湾元増の3兆4,563億台湾元と過去最高額となった。
証券振替決済残高は2023年8月から3ヶ月連続減少となったが、10月(3.15兆台湾元)から月毎に増加、2024年1月は微減となったものの2月は株式取引の好調により約3.5兆台湾元台と過去最高額となった。
 担当官は、「2月株式市場の好調により、証券振替決済残高は増加し、2月の個人投資家による株式投資比率は2023年12月の56.7%、2024年1月の54.7%から55.4%に増加したが、変動は大きくなかった。外資による株式投資比率は1月の32.2%から33%に増加し、国内法人による投資比率は13.1%から11.6%に減少した。
 足元のETF投資の好調が3月の証券振替決済残高を増加させるかについて、担当官は、「ETF投資のための資金はまず銀行に預けられるため、証券振替決済残高に反映されず、またETFが株式市場に比べ資産価値が大きくないため、全体への影響は明確ではない」と述べた。

(注)
*M1A:通貨発行額。企業・個人(非営利団体含む)の当座預金および流動性預金残高の総額。
*M1B:M1aに個人の非定期性積立預金残高を加えたもの。
*M2:M1Bに企業・個人の定期性預金残高、外貨預金、外国人による台湾元建て預金残高などを加えたもの。




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