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台湾月報

汎用DB:詳細
年月日 2014/02/12
分類 両岸関係
記事 王郁琦・大陸委員会主任委員と、張志軍・中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)主任による初めての公式会談実施関連
掲載紙、掲載面 聯1
備考 (1)王郁琦・大陸委員会主任委員は11日午後、南京で張志軍・中国国台弁主任と初めての公式会談を実施した。両岸閣僚級の公式会談は、1949年の中台分断後、初めてとなった。 (2)双方は、昨年10月のAPEC以来再び正式な肩書きで呼び合い、両機関の連絡体制を強化することで合意した。また、両岸間の出先事務所相互設置にかかる人道的面会権、双方学生の医療保険相互適用、両岸の文化・教育・科学技術交流、両岸メディア常駐機構の相互設置やECFA後続交渉などの議題について意見交換した。 (3)会談冒頭、張氏は、王主任委員の訪台を歓迎すると共に、両岸関係の後退を絶対に繰り返さないとの決心をすべきである旨表明。一方、王氏は両岸関係は新たな章に入ったとあいさつし、張氏の訪台を招待した。 (4)注目された「馬習会談」は議題にならなかったものの、13日に追加で予定されることとなった非公式会談で、取り上げられる可能性。 (5)民進党は、今回の会談について、双方による正式な肩書きで呼び合ったことを肯定したが、両岸間の出先事務所相互設置、人道的面会権や報道の自由にかかる具体的な進展がないとして、遺憾の意を表明した。 (6)『ニューヨーク・タイムズ』や英BBC放送などの国際メディアは、ヘッドラインで今回の会談を報道した。(当所注:NHKは同日夜のニュースでトップ扱い)。 (7)米誌『タイム』~中台の分断以降の65年間で、両岸当局の最高級レベル会談であり、現在の両岸関係は最高であると指摘。 (8)蘇起・台北フォーラム董事長(当所注:馬英九政権一期目の国家安全会議秘書長)は、両機関の連絡体制の構築を肯定し、初回の会談は象徴的な意義があるもので、今年下半期の2回目会談で実質的な成果を得られるであろうとの見方。 (9)馬英九総統は、今回の会談が両岸関係の平和発展史において大きな意義があると高く評価した。 (10)EUは11日、両岸関係の進展を肯定すると共に、両岸がこのような積極的な作為を続けて、平和的に発展するよう望むとの声明を発表した。
エディタV2