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台湾月報

汎用DB:詳細
年月日 2012/10/09
分類 両岸関係
記事 謝長廷・元行政院長は10月4日から訪中。
掲載紙、掲載面 時1,2、連1,3、自4
備考 (1)謝氏は、今回の訪中で本来の目的を達成し、台湾の価値と尊厳も守ったと発言。両岸は政治の違いが存在するので、すぐに自分の主張で中国に説得できないことは認めるが、戴秉国・中国国務委員との会談で、両岸は「1プラス1」で3か4より大きくなると述べた旨表明。謝氏に随行した蘇治芬・雲林県長は、今回の訪中は、台湾社会に新たな両岸思想を与えると発言。 (2)民進党党内は、謝氏の訪中への評価が分かれるため、「派閥闘争」の再発を懸念。蘇貞昌・民進党主席は、民進党の立場は一貫していると発言。黄昆輝・台連党主席は、民進党内の「親中」の雰囲気を拡大したら、長い間築いている「馬総統への反対」の基礎を破壊すると指摘。頼中強・両岸協議監督連盟召集人は、謝氏は両岸の差を強調しなかったと論評。謝氏は、党内の意見に対し、17日の中央常務委員会で蘇貞昌主席に詳細に報告する予定と表示。 (3)高輝・国民党大陸事務部主任は、蔡英文・前民進党主席が謝氏の訪中モデルに従って訪中する可能性は蘇貞昌・民進党主席より大きいと分析。呉伯雄・国民党名誉主席は、謝氏の主張は個人の立場か党の見方かを暫く観察する必要ありと発言。国家安全部門も謝氏訪中の後続影響に注目。国民党側は、今回謝氏の訪中により、民進党も中国との交流の可能性が生じた一方、国民党の2014年の選挙にも衝撃を与えると分析<tab> (4)中国時報は、蘇貞昌・民進党主席は、謝氏の訪中への態度は冷淡と分析。中国時報が8日に世論調査を行った結果、謝氏の訪中を支持する割合は44%、支持しない割合は13%。蔡英文・前民進党主席の訪中を期待する割合は57%で、蘇貞昌民進党主席の訪中の51%よりも高い。謝氏の中国での発言が中国側の民進党への理解を助けたと認める割合は54%に達した。又、民進党は中国と交流すべきと思われる比例は50%で、23%は現状維持と表明。 (5)台湾指標は世論調査結果を発表し、両岸の政治協議で「交渉の資格と能力と備えた政治家」のランキングは、蔡英文・民進党前主席が第1位(42.1%)、王金平・立法院長(38.5%)が第2位であり、第3位は蘇貞昌・民進党主席(38%)。馬英九総統は第4位(25.4%)にとどまった。 (6)自由時報は、謝氏の訪中を過大な解釈する必要がないと論評。民進党の両岸政策の課題は、総統選挙終了以来持続しており、謝氏の訪中は党内の対中国路線の論争を招き、将来、対中国認識が異なる游錫コン氏と謝氏の意見は、党内が統合できるかどうかの指標になると分析。連合報は、謝氏の訪中での実務的なやり方は、民進党に新しい道を開いたが、党内の争いを統合することが困難と論評。
エディタV2