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安倍晋三元総理の国葬儀に寄せて

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本日、東京の武道館で、安倍晋三元総理の国葬儀が行われました。
台湾からは、蘇嘉全・台湾日本関係協会会長、王金平・元立法院長、謝長廷・駐日代表という超党派の代表団が出席され、また李登輝元総統の次女・李安妮さんも足を運んでくださいました。
台湾の代表団による献花のシーンを、台湾の方々のみならず、日台関係を大切に思う多くの日本の人々が、万感の想いで見つめたことでしょう。

安倍元総理は、政治指導者として、戦略家として、一貫して台湾を重視し、真の友人として台湾に心を寄せ続けてこられました。
安倍元総理の台湾への思いは、日台双方の多くの人々にしっかりと受け止められていると思います。
7月に行われた台湾での弔問記帳では、蔡英文総統をはじめ、実に多くの人々が、猛暑の中、台湾各地から花束や手紙を手にいらしてくださいました。そして今日、台湾全土の想いを背負って、代表団が安倍元総理を見送りました。

李登輝元総統が亡くなってからはや2年、訪台してのお墓参りは安倍元総理の念願でした。今、安倍元総理と李登輝元総統は、激動する国際情勢と日台の未来について、どうご覧になっているでしょうか。
この3か月近くの間にも、実に多くのことがあり、時代の移り変わりを感じさせられました。世界が大きな転換点に直面する中で、羅針盤であった二人を失い、心細さを覚えない日はありません。
それでも私たちは、立ち止まることなく、この荒波の中、日台関係という船をしっかりと前に進めていかなければなりません。
安倍元総理と李登輝元総統のご遺志に恥じぬよう、この先も、私たちは共に手を携えて、できる限りの力を尽くしてまいりましょう。
改めて、安倍元総理のご冥福を、心からお祈り申し上げます。

令和4年9月27日
日本台湾交流協会台北事務所
 代表 泉裕泰