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2016年 9月 9日作成

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 中央銀行は8月24日、最新のマネーサプライを発表した。それによると、外資の大量流入、外貨預金の大幅増などから、7 月のM1aの対前年比伸び率(期中平均ベース)は+7.05%となった。M1bの対前年比伸び率及びM2の対前年比伸び率(期中平均ベース)はそそれぞれ+6.24%、+4.70%と引き続きM1bの対前年比伸び率がM2を上回るゴールデンクロスの状態を維持し、資金の潤沢な状態を反映している。

 7月の個人投資家を代表する証券振替決済預金残高は前月比1,105億元増加の1兆5,279億元と過去最高となった。6月末の外貨預金残高は前月比919億元増加の4兆9,302億元となった。呉懿絹・中央銀行経済研究処副処長は、「証券振替決済預金残高が過去最高となった原因は、主に7月の株式取引が活況し、また企業の現金配当を取得したことによるものである。8月22日までの上場・店頭会社による現金配当額は1.26兆元に上り、過去最高となった。」と説明した。

 7月の外資純流入額は27.04億米ドルとなり、このうち、多くは株式市場に投資されている。外資が流入した後、台湾元建て口座にストックされたことから、7月の外国人による台湾元建て預金残高は前月比165億元の増加で、2,000億元台を突破した。

 中央銀行の資料によると、国内外資金の注入により、7月の株価指数は9,000ポイント台を突破し、月当たりの平均株価指数は前月比305ポイント上昇の8,900ポイントとなった。日平均の取引高も6月の651億元から773億元に増加した。






(註)
*M1a:通貨発行額。企業・個人(非営利団体含む)の小切手預金および非定期性預金残高の総額。
*M1b:M1aに個人の非定期性積立預金残高を加えたもの。
*M2:M1bに企業・個人の定期性預金残高、外貨預金、外国人による台湾元建て預金残高などを加えたもの。





金融動向表[PDFファイル]  [55KB]