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日本台湾交流協会 新名称除幕式(代表挨拶)

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 新年明けましておめでとうございます。本日は、新年早々、大変ご多忙のところ、日本台湾交流協会の新名称除幕式にお越しいただき、心より感謝申し上げます。

 交流協会は、1972年12月の設立以来、カウンターパートである亜東関係協会と共に、日台の架け橋として、実務関係の発展に取り組んで参りました。1972年の協会設立以来、日台の民間関係は急速に発展してきました。1972年当時、僅か10数億ドルに過ぎなかった双方の貿易総額は、2015年には約579億ドルに拡大し、双方の人的往来も1972年当時僅か30数万人に過ぎませんでしたが、昨年は600万人超えを記録したものと思われます。この数字を見るだけで、日台双方の発展には目覚ましいものがあることをお分かりいただけると思います。

 心の絆も深まっています。何より強調したいのは、昨年の熊本地震や2011年の東日本大震災時に台湾の皆様から頂いた支援であります。こうした温かい支援が、被災地の方々にとってどれだけ心強い励ましとなったか計り知れません。この場をお借りしまして、改めて台湾の皆様の温かな友情に対し、感謝の気持ちをお伝えいたします。

 このように、交流協会設立以来の45年間で、日台双方は世界に希に見る友好関係を作り上げ、拡大・発展させてきました。その一方で、昨年初頭に当協会が台湾で実施した世論調査では、台湾における交流協会の認知度は14%と低く、当協会としても大変残念に思っていました。こうした状況に鑑み、当協会は名称変更の検討を開始し、今般、本年1月1日より「公益財団法人日本台湾交流協会」に名称変更することと致しました。その目的は、名称に「日本」及び「台湾」を加え、交流を担う対象を明確にし、当協会の認知度の向上を図ることにあります。

 新年の仕事始めである本日は、正に「公益財団法人日本台湾交流協会」としての新たな船出の日であります。今後、日本台湾交流協会は、台湾側関係者と共に、過去最良とも言われる現在の日台関係を更に発展させられるよう努力していく所存です。引き続き、台湾の皆様から温かいご指導・ご支援を賜れれば幸いです。

 最後に、2017年が皆様にとって素晴らしい日々になることを心から祈念して、私の挨拶とさせていただきます。

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