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新着情報(日本語)

2025年03月01日

お知らせ台北

【JENESYS2024】 台湾の大学生による訪問団が「エネルギー」をテーマに訪日し、関係機関を訪問、意見交換を実施しました。

対日理解促進交流プログラム「JENESYS2024」の一環で、2025年2月9日から15日まで台湾の大学生・大学院生21名が「エネルギー」をテーマとし、福島・東京を訪問しました。

福島では、東日本大震災からの復興状況を視察するとともに東日本大震災・原子力災害伝承館/震災遺構を訪問し、学生たちは、当時の被災地の惨状と、復興へと歩みを進める現在の福島の姿に、強く心を揺さぶられている様子でした。そのほか、福島再生可能エネルギー研究所ではスマートエネルギーや水素エネルギー技術の説明をふまえ、専門的な議論が交わされました。また福島水素エネルギー研究フィールドでは水素エネルギーの実証実験や普及活動について説明いただき、併せて水素製造関連施設を見学しました。

東京では、資源エネルギー庁、株式会社JERA、新エネルギー・産業技術総合開発機構、エネルギー・金属鉱物資源機構を訪問し、日本のエネルギー政策について説明を受けました。また、目黒清掃工場においてJFEエンジニアリング株式会社の焼却及び公害防止技術により周辺住民の衛生環境が適正に保たれていることについて学びました。各訪問先では台湾との比較を交えながら積極的な質問が挙がるとともに、同様の技術が台湾にも利用されていることを知り、驚くような場面もありました。さらに、東京大学先端科学技術センターにおいてペロブスカイトに関する講義や研究室の視察を行ったほか、アスエネ株式会が取り組む脱炭素社会の実現について積極的な意見交換が行われました。

日本台湾交流協会で行われた成果報告会では、各グループが今回のプログラムで学んだことをまとめ、有意義であった旨を発表していました。今後、本プログラムに参加した団員が「過去の教訓から学び未来へ活かすこと」を再認識し、様々な箇所で今回の経験を発信し、将来の日台関係の架け橋になることを期待します。

 


【対日理解促進交流プログラム「JENESYS2024」について】
    
対日理解促進交流プログラムは、諸外国・地域の優秀な青年を対象に、日本に対する関心と理解を向上させ、また、プログラム経験をいかした活動をしてもらうことで、親日派・知日派を発掘・育成し、我が国の外交基盤を拡充すること目的としています。
参加者の専門性、関心分野に沿って、政治、経済、社会、文化、歴史及び外交政策等に係る対日理解を促進し、参加者からの対外発信の強化を図ります。
「JENESYS2024」は上記プログラムのうちアジア大洋州各国・地域を対象とした事業です。