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2025年11月10日
活動報告(写真)台北
【2025年10月の日本語専門家派遣事業報告】 10月27日(月):台中市立東山高校 担当:小嶋香織専門家 テーマ:カルタ体験と日本語の練習(生徒対象講座) 参加者:24人 10月30日(木):天主教輔仁大学 担当:佐藤直樹専門家 テーマ:日本語コミュニケーションと社会理解 参加者:20人 10月27日と10月30日、日本語専門家派遣事業を実施しました。 27日(木)は台中市立東山高校にて「カルタ体験と日本語の練習」をテーマに2時間のクラスを行いました。最初に日本語専門家が日本の伝統的な遊びのカルタを紹介し、ひらがなとカタカナの復習を経て、生徒たちは自作のカルタを作成しました。日本語を習い始めたばかりの生徒たちでしたが、きれいな文字を書き、工夫を凝らしたイラストを取り札に描いていました。自作のカルタで遊んだ後は、百人一首を使った坊主めくりを楽しみました。百人一首を見るのは生徒全員初めてで、札に描かれた人物画を興味津々で眺めていました。事後アンケートには、「自分でカルタを作るのが印象的だった」「カルタを何度も遊ぶことで文字の形を覚えやすいと思う」といった意見もあり、生徒たちは楽しく日本文化と日本語を学ぶことができたようです。 30日(木)、天主教輔仁大学日文系にて「日本語コミュニケーションと社会理解」の講座を行いました。今回は大学4年生が中心のクラスで、敬語の使い方や企業分析・自己分析の大切さについてお話しました。自己分析の活動では自身やクラスメイトの意外な一面がわかり、笑い声があがる場面も見られました。参加者からは「とてもいい授業を受けました!これから面接するので、色々学べました。」「新しい視点が増えました!素晴らしい経験です。」といったコメントが寄せられ、大学生にとっても有意義な時間となったようです。 当協会では、日本語および日本文化体験活動の支援、日本語教育関連の勉強会・セミナーの実施など、日台交流活動促進のため、日本語専門家を派遣しています。詳しくはこちらをご覧ください。
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