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2010年 8月 25日作成

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 経済部は7月23日、最新の商業動態を発表した。6月の商業営業額(卸売、小売及び飲食レストラン業)は1兆1,552億元と1999年の調査開始以来、単月としては過去2番目の高水準となった。今年の1~6月の累計では、商業営業額が6兆5,811億元、民間消費に関連している小売業及び飲食レストラン業の営業額がそれぞれ1兆6,889億元(前年同期比+6.35%)、1,728億元(同+4.05%)と3大指標の金額ともに過去最大となった。前年同期比では小売業がここ6年での最高となり、飲食レストラン業がここ3年での最大となった。
 6月の卸売業の営業額は8,427億元、前年同月比では+11.80%となった。小売業の営業額は2,838億元、前月比▲1.48%となったものの、前年同月比では+7.23%となった。特に、自動車・バイク及び部品業は+20.50%の大幅増となっており、新車登録台数では2.86万台、前年6月(2.61万台)に比べ+9.45%の伸びとなった。飲食レストラン業の営業額は288億元、前月比▲5.82%、前年同月比+6.80%となった。小分類でもプラス成長となっており、特に、レストラン業は+7.61%と最も大きく、次いで団体用弁当や機内食等を扱うその他飲食レストラン業が+5.71%、飲料店が+1.51%となった。
 こうした状況について、蔡・経済部副統計長は、今年に入って失業率が次第に改善されており、株式市場や輸出も好調となったことに加え、業者による販売促進の実施により消費を刺激することは飲食レストラン業及び小売業に回復をもたらしている。その回復力はまだ強くないものの安定した回復であることから、民間消費も小幅ではあるが、安定して成長していくとの慎重な見方を示している。

 商業動態調査[PDFファイル]