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更新日時

2011年 10月 28日作成

休所お知らせ
●Visa Applications Before and After the New Year Holidays
Visa Applications Before and After the New Year Holidays
December 26th (Fri) is the last day for visa applications before the New Year Holidays.
Our office is closed from December 30th (Tue) to January 2nd (Fri).
コンテンツ

 中央銀行は10月5日、9月末の外貨準備高は前月比111.2億米ドルと大幅に減少し3,891.74億米ドルとなり、4,000億米ドルの大台を割り込み、月当たりで最大の減少幅となった。また、9月末の外資による株式・債券保有額及び預金残高は合計1,849億米ドルとなっており、外貨準備高に対する比率は、50%の大台を割り込み、48%となった。
 彭淮南・中央銀行総裁は、「外貨準備高が激減した原因は、主に海外投資家が株及び債券市場において大量に売り超し、台湾元預金を減らし、利益を海外に送金したことで、外貨の需要が増加したことによるものである。また、ユーロなど主要貨幣の対米ドルレートの下落による資産価値の減少も、外貨準備高減少の要因となっている」と説明した。また、「外資が所有する台湾元資産が外貨準備高に占める割合は最大で66%にまで達していたが、目下のところ48%まで下落している。相当高い比率ではあるが、以前に比べて、ホットマネーのリスクは確実に軽減されている」と指摘した。また、立法院の答弁において、「外資資金は株を殆ど売り払っており、これ以上の売り圧力は少なくなっており、かえって台湾株式市場の安定にプラスとなっている」との頼立法委員の見方に同意する旨を表明している。
 台湾元レートの下落について、彭総裁は、「外貨準備の減少は中央銀行が元高だけ阻止し、元安を放置してはいないことを代弁している」と述べた。


 外貨準備高・為替レートの推移表[PDFファイル]