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2013年 3月 13日作成

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 中央銀行は2013年1月25日、最新のマネーサプライを発表した。それによると、2012年12月のM1aの伸び率は+4.72%となった。M1bの伸び率及びM2の伸び率はそれぞれ同+4.91%、+3.67%となった。陳一端・中央銀行経済研究処副処長は、「個人や企業は旧正月に向け資金需要が増加し、M1bの伸び率の上昇をもたらすことから、M1bの伸び率がM2を上回るゴールデンクロス現象は2月まで継続する」との見方を示した。また、同人は「2012年12月のM2の伸び率が上昇した原因は、主に銀行貸出及び投資の大幅増によるものであり、株式市場の資金動向を反映するM1bの伸び率の上昇は普通預金の大幅増によるもので、4ヶ月連続の上昇となった。」と説明した。

 2012年12月は、企業が年末にボーナスなど支給のために、資金需要が増加する季節的要因があったため、普通預金は前月比3,202億元の大幅増となったが、政府預金は58億元の減少となったことから、2012年12月の預金総額は2,955億元となった。

 2012年10月に発生したM1bの伸び率がM2を上回るゴールデンクロスから株式市場の活況が期待されるところ、旧正月に買い物やボーナス支給のために多くの現金需要が発生することはM1b伸び率の上昇の継続にプラスとなる。また、12月の外資純流入額は29.18億米ドルとなり、外国人による台湾元建て預金残高は前月比37億元減少の1,992億元となった。


金融動向表[PDFファイル]  [60KB]