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2012年 4月 27日作成

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 経済部は3月23日、最新の商業動態統計を発表した。2月の商業営業額(卸売、小売及び飲食レストラン業)は1兆1,051億元、前年同月比+6.33%と3ヶ月連続のマイナスからプラスに転じた。これは主に自動車、バイク小売業が同+22.08%の大幅増となったことが全体の営業額を押し上げたことによるものである。予測では3月の小売、飲食レストラン業は2月より上回ると見込まれている。一方、1~2月の商業営業額は前年同期比▲1.02%となった。

 民間消費状況を反映する小売業の営業額は2,891億元、同+2.97%となった。これは主に、自動車、バイク及び部品業が大幅に成長したほか、その他無店舗小売業も同+10.87%となったことによるものである。

 黄吉実・経済部統計長は、「2月は業者による自動車の新発売が市場の購買意欲を押し上げたことによるものであり、自動車、バイク及び部品業は全体の13%と高いウエイト占めているため、その変動幅が大きければ、小売業全体の営業額も押し上げる。仮にこの部分を控除した場合の小売業は僅か+0.8%に止まる」と説明した。

 また、経済部が初めて発表したコア小売業指数は同+0.34%となった。これについて、黄統計長は、「コア小売業は一般の民生需要と直接繋がっており、社会の消費動態及び趨勢を反映している。昨年のコア小売業の年増率平均が3%~6%であったことに比べ、今年2月の0.34%はかなり低い水準である」と指摘した。

 今後の展望について、黄統計長は、「昨年の比較基準値が高かったため、3月の商業営業額は▲2%となる可能性があるものの、百貨店は母の日に向けた販売促進措置を前倒して実施していることから、3月の小売業は+1.27%、飲食レストラン業は+3.45%となる見通しである」との見方を示した。



商業動態表[PDFファイル]