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 中央銀行は7月5 日に最新の外貨準備高統計を発表した。それによると、外資が引き続き流入し、10,000ポイントの大台にある株式市場に投資しているため、外資による株式・債券保有額(時価ベース)及び台湾元預金残高の外貨準備高に対する割合が過去最高となり、また、6月末の外貨準備高は4,419.43億米ドルと3ヶ月連続して過去最高となった。
 世界ランキングでは、中国(5月末、前月比240億米ドル増加の3兆536億米ドル)、日本(5月末、前月比93億米ドル増加の1兆1,894億米ドル)、スイス(5月末、前月比141億米ドル増加の7,162億米ドル)、サウジアラビア(4月末、前月比85億米ドル減の4,904億米ドル)に次ぎ、5位を維持した。なお、台湾の貿易ライバルである韓国の6月末の外貨準備高は、前月比21億米ドル増加の3,710億米ドルとなった。
 顔輝煌・中央銀行外為局長は、「統計によると、6月の外資による株買越し額は7.2億米ドル、同月の株価上昇率は+3.53%となり、また、外資による投資比率が明らかに増加したため、6月末の外資による株式・債券保有額(時価ベース)及び台湾元預金残高の合計は、前月比118億米ドル増加の3,761億米ドルとなり、また、外貨準備高に対する割合は前月比2%ポイント増加の85%となり、金額、比率ともに5ヶ月連続して過去最高となった」と述べた。
 6月の外貨準備高が引き続き過去最高となったことについて、顔外為局長は、「これは主に、外貨準備高の投資運用収益の増加に加えて、ユーロなどの主要通貨の対米ドルレートの上昇による米ドル換算後の金額の増加によるものである。外為銀行の統計によれば、6月の主要通貨の対米ドルレートについて、ユーロは+2.03%、イギリスポンドは+1.55%、オーストラリアドルは+3.01%の増価となった」と説明した。
 6月の株価指数が10,000ポイントの大台を維持したことについて、顔外為局長は、「外資が出入りしているが、台湾の規定に従って株式市場に投資されており、中央銀行として適時外資の動向を注視する。金融監督管理委員会の統計によると、6月前半の外資純流出額が5億米ドルとなったものの、6月の後半になって純流入に転じ、6月の外資純流入額は6.87億米ドルとなった」と述べた。 

外貨準備高・為替レートの推移[PDFファイル] [60KB]