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2026年06月22日

活動報告(写真)高雄New

【高雄事務所】「航路でつながる:北前船と台湾の海洋文化遺産」国際フォーラムを実施しました

 6月11日、高雄師範大学において、高雄市立歴史博物館、高雄師範大学、当所の共催により「航路でつながる:北前船と台湾の海洋文化遺産」国際フォーラムを開催しました。
 当日は、台湾の教職員・学生・研究者に加え一般参加者も多数来場し、約147名の参加を得ました。フォーラムでは、北前船の歴史や文化遺産としての保存・活用に関する日本側の研究成果と、台湾における東アジアの海運・貿易および海洋文化遺産の保存に関する研究成果が共有され、活発な意見交換が行われました。
 当所奥所長は挨拶の中で、約3年前に海洋委員会の管碧玲主任委員などから台湾の海洋文化教育に関する相談を受けたことをきっかけに北前船を紹介するフォーラム構想を持つに至ったと述べました。また、北前船が物資のみならず文化も運んだ存在であることを紹介し、台湾にも海に根ざした豊かな文化が受け継がれているとした上で、海洋文化への相互理解を通じた日台協力のさらなる発展に期待を示しました。
 また、海洋委員会の劉國列主任秘書は挨拶で、海洋文化の継承と教育の重要性を強調するとともに、本フォーラムを日台における文化対話の場と位置づけ、海を通じた交流の深化および東アジアにおける海洋文化資産の研究・保存・継承の推進に取り組む考えを示しました。
 基調講演では、日本側から小樽商科大学客員研究員/北前船日本遺産推進協議会・遺産価値創造プロデューサーの高野宏康氏、台湾側から中央研究院の陳国棟研究員が登壇しました。また、研究発表では新潟大学人文学部の原直史教授、公益社団法人とやま観光推進機構の宮崎一郎副会長、中央研究院の林玉茹研究員および陳偉智助研究員がそれぞれ発表を行いました。
 さらに翌12日には、棧貳庫から文化フェリーに乗船し、逍遙園および高雄市立歴史博物館を訪問する関連プログラムを実施しました。高雄港周辺を中心に高雄の歴史と現状への理解を深める機会となり、日台の研究者間における海洋文化への相互理解と交流の一層の深化につながりました。
 最後に、本フォーラムにご参加いただいた皆さま、ならびに開催にあたりご尽力いただいた海洋委員会、高雄市立歴史博物館、高雄師範大学および関係者の皆さまに心より御礼申し上げます。
 今後も北前船をはじめとする海洋文化を通じた国際交流を推進し、日台交流のさらなる発展に貢献してまいります。

  
    

    
 

    
 

    
 

    
 

    
 

 

 
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