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【2025年度第1回日本語教育研修会 実施報告】

6月8日（日）国際交流基金関西国際センターの東健太郎先生を講師に迎え、「多読のススメ～理論・実践活動からブック作りまで～」というテーマで当協会台北事務所文化ホールを会場に実施しました。当日は、大学や高校の日本語教師をはじめ、日本語教育を学ぶ大学院生など21名が参加しました。研修会では、まずは先生方に多読の活動に実際に参加してもらい、基本的な多読のルールや必要な準備物、教室環境に加え、多読の学習効果などについても学びました。そして、最後は多読用の本を作ってみる活動に挑戦し、グループでアイデア交換をした上で、入門・初級レベルでも読める本を作りました。

参加者からは「体系的に多読について学べ、とても貴重な経験でした。」「教師自身が多読について理解し、適切な声掛けをすることがいかに大切かよく学びました。」「イベントとして１回取り入れて、実際に学生の意見を聞いたりしてみたいと思いました。」など、多読を授業に取り入れるイメージが湧いたようで、挑戦してみたいという前向きな意見が多く聞かれました。

当協会では、今後も様々なテーマで研修会を行いますので、みなさんも是非ご参加ください。