本文へスキップします。

【全】言語リンク
【全・日】検索フォーム
検索キーワード
【全・日】ヘッダーリンク
【全】言語リンク-SP
【全・日】検索フォーム-SP
検索キーワード
よく検索される語
【全・日】ヘッダーリンク-SP
更新日時

2012年 2月 3日作成

休所お知らせ
●Visa Applications Before and After the New Year Holidays
Visa Applications Before and After the New Year Holidays
December 26th (Fri) is the last day for visa applications before the New Year Holidays.
Our office is closed from December 30th (Tue) to January 2nd (Fri).
コンテンツ


中央銀行は15日、外資資金の大量流出により、外貨準備高の減少が続いたことから、12月末残高は前月比24.21億米ドル減少の3,855.47億米ドルと2ヶ月連続の減少し、2011年通年では35.42億米ドルの増加となったものの、ここ11年以来最少の増加額となったと発表した。世界ランキングでは、中国(32,017億米ドル)、日本(12,248億米ドル)、ロシア(4,500億米ドル)に次いで、4位を維持した。


  2011年に欧州債務危機が発生し、下半期から外資資金が急速に海外に流出したことに伴い、外貨準備高は次第に減少した。銀行関係者は、「2011年の外貨準備の増加額はここ11年以来の最低となり、金融危機発生時よりも厳しい 。上半期に沢山の外貨準備を積み上がっていなければ、下半期の大量流出状況からみて、2011年の外貨準備高は増加せず減少となっていた可能性がある」と指摘した。林孫源・外為局長は、「外貨準備高の変化は主に国際為替レートの変動によるものであり、特にユーロレートの下落により帳簿上の資産価値が減少したことによるもの」と説明した。


 また、外為関係者は、「12月の外資流出額は緩やかなものとなったものの、ユーロレートの下落は外貨準備高の変化に不利となる。中銀が所有するユーロの比重は過去よりも高くなっていると考えられ、3割以上である可能性もある。欧州債務危機の間においては、中銀は外貨準備の資産割合を調整する必要がある」と分析している。これについて、林外為局長は、「外貨準備の保有資産の内訳は常に変動している。また、同行の統計によると、12月末の外資による株式・債券保有額(時価ベース)及び預金残高は合計1,866億米ドルと、外貨準備高に対する割合48%11月の水準(47%)を上回っている。これは、外資が確実に台湾株式市場に流入してきているを示している」と指摘している。


 外貨準備高・為替レートの推移表[PDFファイル]