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2011年 10月 28日作成

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行政院主計処は10月24日、最新の労働力調査及び賃金統計を発表した。それによると、9月の失業者数は、前月比2.1万人減少の48.1万人となり、業務縮小や廃業による失業者数は前月より2,000人減少した。また、9月の失業率は前月(4.45%)より0.17ポイント減少の4.28%に改善した。
 陳憫・第四局長は、「労働市場には不景気の現象が見られない。しかし、受注が予想ほど多くなく、8月の残業時間は前月比0.7時間減少の15.7時間と、今年3月(17.5時間)以降で最低となった。企業は景気停滞による受注の減少に対し、すぐリストラを行うのではなく、最初に残業時間を減らし、次にボーナスを減らす。そして、残された予防線である無給休暇を実施してもどうしようもなくなった時、はじめてリストラが行われる。9月は、製造業の残業時間に影響がみられるものの、無給休暇にはまだ至っていない」と述べた。
 また、9月の就業人数は前月より3.2万人の減少となっており、その原因について、陳局長は、「主に季節要因によるものであり、夏休みの間は仕事の機会が最も多いが、9月は、夏休みの学生アルバイトの終了に伴い、小売業及び宿泊・飲食レストラン業の仕事が大きく減少する」と説明した。
 8月の経常性賃金は前月より上回り3万6,943元となり、前年同月比では+1.75%と22ヶ月連続のプラス成長となった。また、8月の平均賃金は4万2,266元、前年同月比+4.59%となった。


 雇用動向表[PDFファイル]