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更新日時

2011年 6月 11日作成

休所お知らせ
●Visa Applications Before and After the New Year Holidays
Visa Applications Before and After the New Year Holidays
December 26th (Fri) is the last day for visa applications before the New Year Holidays.
Our office is closed from December 30th (Tue) to January 2nd (Fri).
コンテンツ

 行政院主計処は5月5日、最新の物価変動調査を発表した。それによると、4月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比+1.34%と3月の上昇幅を下回った。主計処は4月末に2011年通年の消費者物価上昇率を2月発表の予測値2%から2.18%に上方修正したほか、他の予測機関も国内物価が上昇するとみていたにもかかわらず、主計処が発表した上昇幅が予想より低かったことに対し、呉昭明・主計処第三局第三科長は、市場競争が激しいため、企業のコスト転嫁は後倒しとなることから、今後において消費者物価の上昇趨勢が日に日に顕著となり、下半期の上昇幅はさらに大きくなるだろうとの見方を示した。
 1~4月の累計では、卸売物価は前年同期比+4.04%となった一方、消費者物価は同+1.29%にとどまった。業者のコストを表す輸入物価(台湾元ベース)は同+6.93%となった一方、輸出物価は同▲0.90%となったが、これは業者の利益が上昇したコストを圧迫したことを示している。アジア周辺国において、台湾の物価上昇率は比較的安定しており、特に1~4月の家賃は僅か+0.3%にとどまっている。
 陳科長は、物価全体が安定しているものの、個別の項目から見ると、4月のガソリン価格が同+9.24%の大幅増となり、消費者物価への寄与度は+0.23ポイントとなったと指摘した。また、行政院物価安定プロジェクトチームがモニタニングしている16項目の民生物資の中において、サラダ油、カップラーメンはそれぞれ+11.8%、+10.2%と1割超となったほか、砂糖+9.1%、鶏肉+7.1%、小麦粉+6.2%となった。また、外食価格も同+1.11%とここ2年間(2009年5月以降)で最高水準となった。


 物価動向表[PDFファイル]