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更新日時

2012年 8月 31日作成

休所お知らせ
●Visa Applications Before and After the New Year Holidays
Visa Applications Before and After the New Year Holidays
December 26th (Fri) is the last day for visa applications before the New Year Holidays.
Our office is closed from December 30th (Tue) to January 2nd (Fri).
コンテンツ

 行政院主計総処は8月22日、最新の労働力調査結果を発表した。それによると、景気後退及び新卒者の労働市場への流入といった悪影響から、7月の失業率は前月比0.1ポイントの上昇で4.31%に上昇し、ここ11ヶ月間で最高となった。季節調整後の失業率も前月の4.24%から4.25%に上昇した。これは、7月の失業率の上昇は単なる季節的な要因だけではなく、景気低迷とも深い関係が有るとの見方があり、予測では8月の失業率はさらに上昇すると見込まれている。7月の失業人数は49万人で、2011年9月以降の最高となった。

 同調査結果では、15歳以上の大学院卒の高学歴者は初めて100万人を突破し、104万2,000人となった。失業者の内訳についてみると、大学卒者は6.19%と最高で、次いで中卒者が4.19%、大学院卒が3.69%、専門学卒が3.20%となった。また、企業からの就労機会は例年ほど多くなく、青少年の失業率は12.96%に上昇し、ここ11ヶ月以来の最高となった。 

 陳憫・主計総処国勢調査処副処長は、7月は新卒者が労働市場に流入するシーズンであり、約12万人の新卒者が職探しをはじめる。これらの新卒者は必ずしもすぐに仕事が見つかるわけではなく、毎年の7、8月の失業率は上昇しがちである。一方、この時期は企業の求人シーズンでもあり、景気が良ければ多くの就労機会は提供されるが、今年の景気は低迷しているため、就労機会が相対的に少なくなっていることが7月の失業率の上昇原因となっていると説明した。

 主計総処の官員は、「今年7月の就業人数は6月に比べ僅か2.9万人の増加にとどまった。前年(2011年7月)の5.6万人、前々年(2010年7月)の5.5万人に対し、増加幅はここ3年以来の最低となった。これは、このところの輸出の衰退、生産活動の減速などの影響を受け、企業の雇用意欲が保守的な傾向となっていることを示している」と述べた。

 

  雇用動向表[PDFファイル]