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2013年 3月 13日作成

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 経済部が2013年1月23日に発表した最新の工業生産動向によると、2012年12月の工業生産指数は前年同月比+2.39%と6ヶ月連続のプラス成長となった、一方、2012年通年の工業生産指数は129.59、前年同期比▲0.09%と2009年以来の最低となった。スマートフォン及びタブレットパソコンへの受注増加は国内の生産力を支えたものの、機械設備、基本金属業は低迷したため、製造業生産全体を押し下げた。

 経済部は、「2012年12月の電子部品業は同+10.67%と4ヶ月連続の二桁の高成長となった。2012通年では210.19、同+3.69%と指数として過去最高となり、製造業生産に大きく寄与している」と分析している。

 楊貴顕・経済部副統計長は、「スマートフォン及タブレットパソコンに対する需要増加はウェハーの受託生産、プリント基板印刷及びアセンブリーテストなどの電子部品業生産の拡大をもたらした」と述べた。

 2012年12月の機械設備業は同▲17.56%、通年では▲11.69%となった。これについて、楊副統計長は、「世界景気の回復が弱含みとなり、機械設備に対する需要が引き続き減少していることから、国内業者からの受注が減少したほか、新興市場からの受注も減少している。機械整備業の回復の兆しが見えないものの、2013年の経済成長率が昨年より好転する予測から、機械設備業の衰退が緩和されるかは今年3月の成長を観察しないと判断できない」と述べた。
今後を展望すると、楊副統計長は、「スマートフォンに対する需要が引き続き活況し、鋼鉄業景気の回復及び石油化学の生産拡大などは電子、石油化学及び鋼鉄の生産を押し上げることから、工業生産指数は安定した成長となる見通しである」との見方を示した。

 



工業生産指数の前年比伸び率(製造業種別)[PDFファイル]  [81KB]