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2014年 6月 13日作成

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 中央銀行は5月26日、最新のマネーサプライを発表した。それによると、4月のM1aの伸び率は+9.85%となった。運用度の高い貨幣であり、株式市場の資金動向とみなされるM1b及び中銀の貨幣政策において中間目標とされ、資金供給を表すM2の伸び率(期中平均ベース)はそれぞれ+9.10%、+6.24%となった。1~4月のM1b及びM2の伸び率はそれぞれ+9.13%、+5.93%と19ヶ月連続してM1bがM2の伸び率を上回るゴールデンクロスを維持した。これは市場資金が依然として潤沢であることを示している。

 4月の証券振替決済預金残高は前月比247億元増加の1兆3,832億元と過去最高を更新した。今年に入り、証券振替決済預金残高は833億元増加しており、個人投資家の大量投資は4月の株価指数を幾度も9,000ポイント近くまで押し上げた。

 M1bの伸び率は2012年10月からM2の伸び率を上回るゴールデンクロスを呈し、すでに19ヶ月続いている。両者の差は、3月の2.98ポイントから2.86ポイントに下降したものの、市場資金は依然として潤沢であり、上半期も維持するものと見込まれ、今後の台湾株式市場の活況を期待できるものと見られている。

 中央銀行の官員は、「4月は、銀行貸出及び投資の成長、外資の50.98億米ドルに及び純流入、昨年の比較基準が低かったことなどから、M1b及びM2の伸び率は共に上昇した。特にM2の伸び率はここ33ヶ月以来の最高となった」とした。

 一方、4月の外貨預金は前月比114億元減少の3兆6,685億元と減少した。このうち人民元預金は引き続き増加しているものの、7月、8月の配当金支払時期に向け、企業が次々と米ドル預金を台湾元に両替していることが、4月の外貨預金減少の主因と見られている。




金融動向表[PDFファイル]  [55KB]