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2014年 10月 1日作成

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 中央銀行は9月25日、最新のマネーサプライを発表した。それによると、8月のM1aの対前年比伸び率は+9.16%、M1bの対前月比伸び率は+1.20%と前月より伸び率が増加したものの、対前年比伸び率は+7.56%に下降した。これは主に個人の普通預金が前年同月に比べ、増加幅が縮小したことによるものである。M2の対前月比伸び率は+0.62%と前月に比べ下降したものの、対前年比伸び率(期中平均ベース)は+5.64%とやや上昇した。これは主に銀行の貸出及び投資が大幅に増加したことによるものである。1~8月のM1b及びM2の対前年比伸び率はそれぞれ+8.41%、+5.83%となった。

 8月の準備預金(期中平均ベース)は前月比255億元増加の3兆1,659億元となった。このうち、金融機関が中央銀行の当座に預けた準備預金は225億元の増加で、流通現金(通貨発行額から中央銀行の預金現金を除くもの)は30億元の増加となった。8月の準備預金(期中平均ベース)の対前年比伸び率は+6.49%と前月の+6.75%より0.16ポイント下降した。1~8月の準備預金(期中平均ベース)の対前年比伸び率は+6.99%と前年同期の+6.95%を上回った。

 8月末の金融機関全体の貸出及び投資の対前月比伸び率(コストベース)は+0.30%と前月末より下降した。対前年比伸び率は+5.15%となった。これは主に銀行による民間部門への債権が増加したことによるものである。生保会社の貸出及び投資、金融機関機関の不良債権及び貸し倒れ金、直接金融など加えた非金融部門全体の資金取得総額の対前年比伸び率は+4.74%と前月末(+4.72%)を上回った。


(註)
*M1a:通貨発行額。企業・個人(非営利団体含む)の小切手預金および非定期性預金残高の総額。
*M1b:M1aに個人の非定期性積立預金残高を加えたもの。
*M2:M1bに企業・個人の定期性預金残高、外貨預金、外国人による台湾元建て預金残高などを加えたもの。



金融動向表[PDFファイル]  [55KB]