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2014年 9月 4日作成

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 経済部が8月25日に発表した最新の工業生産動向によると、7月の工業生産指数は112.26、前年同月比+6.08%となった。製造業生産指数は112.27、前年同月比+6.77%と両方とも6ヶ月連続の成長となったほか、指数としては単月として過去最高となった。このうち、電子部品業の生産指数は129.86、前年同月比+9.67%となり、指数としては過去最高となった。また、第2四半期の工業生産指数は107.52、前年同月比+6.43%となった。

 楊貴顕・経済部統計処副処長は、「半導体、LED、光学商品、鋼鉄、石油化学、自動車及び機械産業の増産により、工業、製造業生産はそれぞれ過去最高の水準となった。また、モバイル装置の新発売に伴うIC及び光学部品に対する需要が引き続き増加し、加えてコンピュータ市場の回復、国内鋼鉄ボイラーのフル生産から、8月の工業生産は引き続き成長を維持するほか、第3四半期が製造業生産のピークでもあることから、昨年下半期からの拡張趨勢を維持できる。また、中国の10月連休の消費増に伴う商品の需要増加から、今年第3四半期の製造業生産は昨年下半期からの拡張趨勢を継続していたものの、石油化学工場が定期点検に入り、一部の製造業生産に影響を与え、全体の生産増加幅は緩やかとなるだろう」との見方を示した。

 ここ半年以来、多くの産業が増産状態となり、このうち、特に電子部品業の中のICは業績の好調をみせた。これに対し、楊副処長は、「モバイルチップに対する力強い需要及びウェハーの生産拡大がウェハーの受託生産、ICパッケージなどの持続増産をもたらしており、LEDも照明の普及化により増産している」述べた。

 一方、液晶パネルは前年同月比▲1.58%と依然としてマイナスとなった。、楊副処長は、「パネル生産の減少幅が次第に縮小し、このうち、10センチ以上のパネル生産が開始し、一部の業者はデジカメ、デジタルアルバムなど中小サイズの生産を止めている」と説明した。

 市場からモバイル商品に対する需要が高まっていることはパソコン電子産品及び光学商品の生産増加に反映している。楊副処長は、「スマホの高規格レンズに対する力強い需要、コンピュータ市場の回復から、光学商品、パソコン、コンピュータ関連設備・部品などの増産をもたらしたことから、7月は前年同月比+11.08%の大幅増と2ヶ月連続して二桁の成長となった。

 統計処は、「最近、国際自動車市場が好調し、国内業者が鬼節(旧暦7月)の消費控え前に販促を実施したため、小型自動車及び自動車部品業の増産をもたらしたことから、7月の自動車及び部品業の生産指数は119.19、前年同月比+5.86%と6ヶ月連続のプラス成長となった。指数としては今年2番目の高水準となった」と指摘した。





工業生産指数の前年比伸び率(製造業種別)[PDFファイル]  [81KB]