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更新日時

2015年 11月 5日作成

休所お知らせ
●Visa Applications Before and After the New Year Holidays
Visa Applications Before and After the New Year Holidays
December 26th (Fri) is the last day for visa applications before the New Year Holidays.
Our office is closed from December 30th (Tue) to January 2nd (Fri).
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 中央銀行は10月5日に最新の外貨準備高統計を発表した。それによると、9月の外資流出が24.06億米ドルと引き続き拡大したにもかかわらず、9月末の外貨準備高は前月より15.34億米ドル増加の4,263.25億米ドルとなった。世界ランキングでは、中国(8月末前月比939億米ドル減少の3.5574兆ドル)、日本(8月末前月比3億米ドル増加の1.1878億米ドル)、サウジアラビア(7月末前月比32億米ドル減少の6,564億米ドル)、スイス(8月末前月比38億米ドル増加の5,592億米ドル)の順で、5位を維持した。貿易のライバルである韓国の9月末の外貨準備高は前月比2.7億米ドル増加の3,584億米ドルとなった。

 金融監督管理委員会の統計によると、6~9月の外資流出累計額が114.83億米ドルとなったにもかかわらず、6~9月の外貨準備高は次第に増加し、さらに8月、9月は2ヶ月連続の過去最高となった。これについて、市場関係者は、「中央銀行は米国債を中心に長期投資を行っており、米国債の利息収入の増加が外貨準備高の増加につながっている」とみている。顔輝煌・中央銀行外為局長は、「9月の外貨準備高の増加は主に、外貨準備高の投資運用益の増加によるものである」と説明した。

 中央銀行の統計によると、9月の外資による株式・債券保有額(時価ベース)及び台湾元預金残高の合計は2,460億米ドルとなり、外貨準備高に対する割合は58%となり、金額としてはここ20ヶ月の最低、割合としてはここ24ヶ月の最低となった。外貨準備高に対する割合は、5月の過去最高(3,225億米ドル、割合77%)から6月、7月、8月、9月の4ヶ月の合計で765億米ドル減少した。顔・外為局長は、「外資による外貨準備高に対する割合は5月のピークから連続して下降したことは、主に外資が台湾株を売り超したことによるものである。関連統計によると、6~9月の外資による株の売りこし額はそれぞれ26.19億米ドル、14.64億米ドル、16.6億米ドル、0.18億米ドルとなり、加えて毎年第3四半期は外資が現金配当を海外に送金するため、通常流出が増加し、為替変動にも影響を与える」と指摘した。中央銀行は、「最近の外資における一方的な流出現象が緩和し、資金の流出入共にある状態に戻った」と強調した。

 顔・外為局長は、「台湾は多めの外貨準備高、台湾元相場の柔軟性、経常収支の黒字など多くの優位性を持っており、米国の利上げ問題や外資動向などがあっても対応ができ、問題はない」と強調した。




外貨準備高・為替レートの推移[PDFファイル] [60KB]