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更新日時

2015年 5月 11日作成

休所お知らせ
●Visa Applications Before and After the New Year Holidays
Visa Applications Before and After the New Year Holidays
December 26th (Fri) is the last day for visa applications before the New Year Holidays.
Our office is closed from December 30th (Tue) to January 2nd (Fri).
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 中央銀行は4月24日、最新のマネーサプライを発表した。それによると、3月のM1aの対前年比伸び率(期中平均ベース)は+6.23%となった。普通預金が定期預金にシフトした影響を受け、株式市場の資金動向とみなされるM1bの対前年比伸び率は+5.87%と前月より下降した。一方、外資の純流入が持続していることから、M2の対前年比伸び率は+6.57%と2009年12月以来の最高となった。

 中央銀行の官員は、「2008年金融危機が発生して以来、世界各国の中央銀行とも金融緩和政策を採り、台湾は2008年12月~2009年11月までのM2の対前年比伸び率は中央銀行の目標レンジ(2.5%~6.5%)を上回ったが、その後、目標レンジ範囲内にあった。最近は大量の外資流入の影響を受け、M2の対前年比伸び率は金融危機発生以来の最高となった。統計によると、第1四半期のM2の対前年比伸び率は+6.32%と目標レンジ範囲内にある」と指摘した。また、「M2の対前年比伸び率が増加した原因は主に、旧正月明けに国民の資金配置が普通預金から定期預金(うち外貨預金の金利高による外貨定期預金の増加を含む)にシフトしたことや企業貸付の返済などによるものである」と説明した。

 中央銀行の官員は、「外資の純流入が持続し、株を売り出した後にすべて海外送金しておらず、一部は外国人台湾元建て口座にストックされたため、3月の外国人による台湾元建て預金残高は2,287億元で、前年同月比+12.08%となった。3月の外資純流入額は14.38億米ドルとなり、第1四半期では前年同期比22.37億米ドル大幅増の70.07億米ドルとなり、同40%以上の増加幅となった。4月の株式市場は外資の流入により台湾株価指数が10,000ポイントの大台に立ち上がりかねないが、4月のM1bの対前年比伸び率が下げ止まり、上昇するかは今後の外資の動向次第である」との見方を示した。
  


(註)
*M1a:通貨発行額。企業・個人(非営利団体含む)の小切手預金および非定期性預金残高の総額。
*M1b:M1aに個人の非定期性積立預金残高を加えたもの。
*M2:M1bに企業・個人の定期性預金残高、外貨預金、外国人による台湾元建て預金残高などを加えたもの。



金融動向表[PDFファイル]  [56KB]