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2016年 6月 20日作成

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 中央銀行は5月24日、最新のマネーサプライを発表した。それによると、4 月のM1aの対前年比伸び率(期中平均ベース)は+7.75%となった。株式市場の資金動向とみなされるM1bの対前年比伸び率(期中平均ベース)は15.4兆元、+6.30%と2ヶ月連続の上昇となった。広義マネーサプライであるM2の対前年比伸び率(期中平均ベース)は40.5兆元、+4.65%と6ヶ月連続の上昇幅の下降となったほか、2013年6月以来の最低となった。

 1~4月の金融機関が中銀に預けた準備預金が402億元となったことについて、中央銀行の官員は、「今年に入り高水準を維持し、2010年以来の最高となったことは金融市場の資金が潤沢であることを反映している。世界主要国が普遍的に金融緩和策を実施しており、台湾は小型な経済開放国であり、その足跡に従わなければならない」と指摘した。また、「米国連邦準備制度理事会(Fed)が6月に利上げを行った場合、ドル高といった昨年末の利上げ効果をもたらし、資金は新興市場から撤退し株式市場に不利となるが、台湾の資金は潤沢であり、その衝撃に対応する力が充分にある」との見方を示した。

 M1bの対前年比伸び率は昨年1月から下降し、M2の伸び率を下回るデッドクロスとなっていたが、昨年の9月からゴールデンクロスの状態に逆転し、すでに8ヶ月続いている。両者の差は更に1.65ポイントまで拡大し、ここ16ヶ月の最高となり、株式市場の活況にプラスとなる。

 中央銀行の統計によると、4月末の外国人による台湾元建て預金残高は3ヶ月連続の減少で1,693億元と2004年1月以来(12年ぶり)の最低となった。また、株価の暴落により、4月の個人投資家を代表する証券振替決済預金残高は前月比244億元減少の1兆4,273億元となった。





(註)
*M1a:通貨発行額。企業・個人(非営利団体含む)の小切手預金および非定期性預金残高の総額。
*M1b:M1aに個人の非定期性積立預金残高を加えたもの。
*M2:M1bに企業・個人の定期性預金残高、外貨預金、外国人による台湾元建て預金残高などを加えたもの。





金融動向表[PDFファイル]  [55KB]