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2017年 2月 8日作成

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 中央銀行は1月24日、最新のマネーサプライを発表した。それによると、2016年12月のM1bの対前年比伸び率は+6.01%と前月(+6.56%)より下降した。これは、主に普通預金の伸び悩みによるものである。また、M2の対前年比伸び率(期中平均ベース)は+4.11%となった。これは、主に外資純流出額の減少、外貨預金の伸びがやや高かったことによるものである。2016年通年のM1b 及びM2の対前年比伸び率(平均ベース)はそれぞれ+6.33%、+4.51%となった。

 2016年12月の準備貨幣平均は前月比350億元増加の3兆6,059億元となった。このうち、流通中の通貨(通貨発行額から中銀の在庫現金を除いたもの)は207億元の増加となった。金融機関が中銀に預けた準備預金は143億元の増加となった。2016年12月の準備通貨平均は前年比+5.92%と先月の+6.00%より0.08ポイントの下降となった。2016年通年の準備通貨平均は前年同期比+5.92%と前年同期の+5.79%を上回った。

 2016年12月末の金融機関の貸出及び投資(原価基準)は前月比+0.41%と先月末を上回ったが、前年比では先月末の+4.06%から+3.88%に下降した。これは、主に銀行の対民間部門への債権が伸び悩みとなったことによるものである。生保会社の貸出及び投資、金融機関の不良債権見積額及び貸倒金額、直接金融を計上した場合、非金融部門が取得した資金調達総額は前年比+2.56%と先月末の+2.43%を上回った。






(註)
*M1a:通貨発行額。企業・個人(非営利団体含む)の小切手預金および非定期性預金残高の総額。
*M1b:M1aに個人の非定期性積立預金残高を加えたもの。
*M2:M1bに企業・個人の定期性預金残高、外貨預金、外国人による台湾元建て預金残高などを加えたもの。





金融動向表[PDFファイル]  [55KB]