台湾月報

年月日	2015/10/06
分類	日本
記事	蔡英文・民進党総統候補の訪日関連
掲載紙、掲載面	聯2，14、時4，17、自4
備考	（１）蔡候補は本(6)日から日本を訪問。民進党は、安倍総理と会見するか否かについて、日本側のアレンジを尊重すると回答。 （２）聯合報社説：蔡候補の訪日日程と「新南向政策」から見ると、蔡候補は「日本と連携して中国に対抗する」という民進党は一貫して親日路線から抜け出すことができず、仮に蔡候補の政策がうまくいかない場合、日本に過度に依存して自主性を失いかねないと指摘。 （３）聯合報記者コラム：両岸サービス貿易取決め及び両岸物品貿易取決めの署名を拒否しつつ、TPPの参加を求め、日米に貿易・国防分野での協力を求めるのが今回の蔡候補が狙いであり、彼女は日本側に自らの立場を表明するだろうと指摘。 （４）范世平・師範大学中国大陸研究センター主任による寄稿：蔡候補が提唱している「新南向政策」は日本の積極的な南アジア政策と合致しており、今回の訪日も台湾と日米、ASEAN諸国との連携を図るものと分析した上で、蔡候補の外交方針は「親米、友日、防中」になるだろうと論評。