台湾月報

年月日	2016/11/03
分類	両岸関係
記事	「両岸平和発展フォーラム(通称：国共フォーラム)」は2日より、北京で開催された。
掲載紙、掲載面	聯3、時2、自2，4
備考	（１）同フォーラムの開幕に先立ち、兪正声・中国全国政治協商会議主席は2日、詹啓賢・国民党副主席と会見し、台湾の新政権が「92年コンセンサス」といった共同の政治的基礎を認めないことは、両岸の平和的な発展に対する大きな妨害であるとして、「92年コンセンサス」の重要性を強調した。 （２）また、兪主席は、「92年コンセンサス・台湾独立の反対を堅持」、「両岸同胞のために福祉の追求を堅持」、「両岸同胞の往来交流の拡大を堅持」という3つの堅持を提起した。 （３）一方、詹副主席は、両岸が「求同存異（重なる点を求めると同時に、異なる点を残す)」から「求同化異(重なる点を求めると同時に、異なる点を解決する)」に向かって発展すべきであると指摘した上で、両岸「平和協議」が盛り込まれる同党の政策綱領にも言及した。 （４）同フォーラムに出席している朱衛東・中国社会科学院台湾研究所副所長は2日、現段階において両岸関係のこう着状態は、決して中国によるものではないとの見方を示した。