台湾月報

年月日	2015/08/06
分類	両岸関係
記事	第4回両岸平和発展法律学フォーラムは5日、南京で開催された。
掲載紙、掲載面	聯2
備考	（１）同フォーラムでは、両岸の司法協力や、台商の権益保障・投資保障、両岸関係、両岸の制度的な交渉などについて話し合った。 （２）同フォーラムで演説した周葉中・武漢大学副学長は、両岸関係は指導者の政治的立場によって、既に存在している制度が変更されてはならない旨表明した上で、現段階では、「一つの中国」という枠組みは単なる政治上の合意であり、両岸関係の需要を満たせなくなっていると指摘。 （３）また、元海峡交流基金会秘書長の陳長文・弁護士は、両岸関係について、憲法を通じて「求同存異（重なる点を求めると同時に、異なる点を残す）」を追求するよう提案した。 （４）龍明彪・中国国務院台湾事務弁公室副主任は、中国は両岸同胞権益の発展と維持を目指し、両岸一家親(両岸は一つの家族)を理念として、台湾同胞による中国での投資、就業、就学などの問題を妥当に対処すると指摘したほか、両岸の交流・協力を制度化するよう望む旨表明。