台湾月報

年月日	2015/07/14
分類	両岸関係
記事	馬英九総統のカリブ諸国訪問関連
掲載紙、掲載面	聯4、自4
備考	（１）米CNNは外遊中の馬総統に対し、仮に2016年に野党の民進党が政権を獲得した場合、台湾の外交が危機に直面する恐れがあるかと質問、馬総統はこれに対し、自身が主張した「92年コンセンサス、一中各表」という原則に基づいて両岸の平和的な発展の促進を図る戦略に従えば、両岸関係に問題を引き起こさず、外交関係も影響を受けない旨表明。 （２）また、馬総統は国民党の総統候補となる条件を満たした洪秀柱･立法院副院長が主張した「一中同表」をめぐる争論について、自身が提案した「一中各表」には同表と各表があり、同表とは一つの中国で、各表とは各自で解釈することであるとして、即ち「一中同表」は「一中各表」の範囲を超えていないと説明した。 （３）一方、阮昭雄・民進党スポークスマンは右を受け、馬総統のいわゆる戦略は、国際関係を両岸関係化し、両岸関係を国共関係化し、また権威・貴族化し、不透明にしていると反発。